はじめに、上のYouTubeのスタートボタン▶をクリックして、吹奏楽『同期の桜』のメロディーを聴きながら読んでいただければ幸甚です。
 私は毎年、靖国神社に桜が咲くとFacebookに若干の改稿を加えたこのWebページを掲載しています。
  『同期の桜』の歌は、戦争末期の昭和19年から20年にかけての特攻隊員の間で流行したそうですが、戦場に散って逝くであろう己が身を、咲いて直ぐ散る桜の花にたとえたもので、当時の将兵のやるせない気持ちを如実に物語っています。
 昭和19年11月、米軍の空襲の最中に防空壕で生まれた私は既に74歳になり、余生も残り少なくなってきましたが、平和な時代に終わりを告げるかのように、日本の周辺には暗雲が漂っていきました。
 北朝鮮は核爆弾と中・長距離ミサイルを保有し、既に日本全体がそれらのミサイルの射程範囲に入っています。そして、近い将来、韓国あるいは北朝鮮のどちらが主導するにしても朝鮮半島が統一されれば核弾頭とミサイルは残ります。韓国は既に日本を仮想敵国としてみなしています。
 他方、中国は尖閣諸島から沖縄県全域の島々を手中にしようと、虎視眈々と狙っています。彼らの長期的な戦略には、日本の支配も含まれています。
  歴史の教訓として、地球上から戦争が消えることなどありません。将来、日本と中国あるいは日本と朝鮮半島との衝突は避けられないでしょう。
  古今東西、戦争を望む人などいませんが、この地球上から戦争をなくすることは不可能であります。 ゆえに、どの国家も最悪の場合を想定して軍備を怠りません。その時代々々の政治家によって戦争に発展することもあり、それによって存続する国家もあれば、その甲斐なく滅んでいく国家もあります。
  いずれにしても、ひとたび戦争に突入すれば、将兵は自らの祖国のために戦って死んでいきます。日清・日露戦争、支那事変、太平洋戦争と、日本がかかわってきたこれらの戦争について様々な歴史認識がありますが、戦って散った幾多の将兵の尊い犠牲があったからこそ今日の日本の繁栄があることを忘れてはなりません。
  当時の国家指導者や軍部がどのような意図をもって開戦に踏み切ったにせよ、散って逝った将兵は祖国日本、家族そして同胞のためであったことに異論を挟む余地はないはずです。
  それらの将兵が英霊として祀られている靖国神社に日本の総理大臣が参拝することも難しく、中国や北朝鮮・韓国の目の色をうかがって靖国神社に参拝することをためらい、あるいは非難する新聞社・テレビ局等のマスコミや文化人・政治家(政党も含む)は少なくありません。
 政治家の中には、北朝鮮・韓国を利するような国会議員もいます。かつて赤軍派の一味であった男を事実婚の夫とし、いくつかの政党を渡り歩いて来て、今では国会で安倍政権打倒の急先鋒反日女性国会議員となっている者もいます。日本を中国に売り渡すかのような元総理大臣や県知事もいます。
 『貴様と俺とは同期の桜 離れ離れに散ろうとも 花の都の靖国神社 春の梢に咲いて会おう』 
 靖国神社に祀られている英霊が、己が命をなげうって守ったはずの祖国のこの現状を知ることができたなら、その嘆きはいかばかりでありましょうか。
 靖国神社の桜の開花に事寄せて、今年も愚老の愚痴を繰り返させて頂きました。
                       
 平成31年3月21日  石 戸 勝 夫